事業承継 ~中小企業の事業承継とM&A 179~

こんにちは、畠です。今回は企業の清算・廃業について詳しくお話します。

<清算・廃業のデメリット>

清算・廃業は金銭面でも不利なことが多いものです。
会社が存続しない以上、在庫や設備といった企業活動に必要だったものが清算価格として“二束三文”にしかならないからです。
たとえば、売掛金が100%回収できて、他の資産に比べて一般に価値の下落が少なくて済む土地は帳簿価格の70%で売却できますが、在庫、設備はいずれも20%にしかなりません。
このような例は一般的で、つまりは買い叩かれてしまうわけです。

一方、M&A、MBOでは、買い手となる第三者企業や非同族のスタッフが新オーナーとなりその資本の下で会社が存続するため、在庫や設備は必要なものとして極端に買い叩かれることはありません。

つまり、オーナー社長の手残りを増やすという観点からも、清算・廃業はお勧めできないのです。
清算・廃業では借金だけが残ります。最悪の場合、「清算後に自宅さえ失ってしまいかねないような状況だから、会社を畳みたくても畳めない」といった悩みをお持ちのオーナー社長も多いようです。

清算・廃業以外の選択も検討することをおすすめします。

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