事業承継 ~中小企業の事業承継とM&A 177~

こんにちは、畠です。このごろ中小企業の将来を考えると悲観的な話が多くなってしまいますね。今回は、中小企業にも未来がある話をしていきましょう。

<中小企業にも未来はある>

ここ数年、中小企業の経営者から後継者不在の悩みをよく聞きます。
そして、親族内に後継者がいない場合、第三者に会社や事業の一部を譲渡するM&Aという選択肢を選ぶ人も増えています。
最近では、事業承継をサポートする法整備も確立され、専門家の相談窓口も目に付くようになりました。

全国的にみると、中小企業でも技術や長年の信頼、特定のエリアでの営業権や許認可などを武器に大企業と肩を並べて頑張る企業もたくさんあります。

また、特に地方の場合は、キラーコンテンツと呼ばれるような競争力のある商品、サービスを提供することができれば大企業を上回る利益率を上げることは十分可能です。それは、都会に比べてライバルが少ないうえに、人員や設備などの“図体”が小さい分スピード感があるからです。
優れた技術や商品、立地条件等を地域で寡占に近い状態で提供できることから、実は、儲かっている中小企業は地方にこそ多いのです。
都会では多数のライバルを出し抜くくらいの特色がない限り埋没してしまうのが現状です。

これを収益不動産に例えてご説明しますと、丸ごと一棟への投資にせよワンルームなどの区分所有にせよ、都会では人気エリアの物件でもライバルの存在が多すぎると利回りは良くて7~8%程度です。
一方、地方の物件ではライバルが少ないため、利回りが10%を超える物件が当たり前にあります。
もちろん、都会の物件は利回り(リターン)が低い分、売却がしやすかったり空室が生じにくかったりする為リスクも少なくなります。都会と地方、どちらへの投資がよいのかはケース・バイ・ケースですが、満室に近い状態を保てるのであれば、リターンの多い地方の物件で運用するほうが収益性は高くなるという理屈です。

後継者不在や企業の高齢化など課題は山積みでしょうが、今上手く回っている会社を簡単に畳んでしまう必要はありません。
会社を永続させる方法はいろいろありますので。

 

カテゴリー: 未分類   パーマリンク