事業承継 ~中小企業の事業承継とM&A 172~

こんにちは、畠です。
事業承継できずに清算・廃業の道を選択せざる得ないこともあります。
今回はそれらが与える影響についてお話します。

<清算・廃業による影響>

前回は事業承継により、会社を存続しつづけることは従業員や取引先のみならず、地域にとっても大きなメリットであることをお話しました。
しかし、現状は厳しいものがあります。

電気・ガス料金の値上げや直近の円安傾向による原材料価格の高騰などは多くの中小企業に共通するマイナス材料です。また、消費税増税も待ち構えています。

また歴代の政権が声高に叫んできた「規制緩和」は遅々として進まず、業態によっては逆に規制が厳しくなり経営を圧迫するケースもあります。

少し前の話ですが、2010年の消防法の改正によって、ガソリンスタンドの地下に埋められているタンク(40年以上経過したもの)を改修する必要が生じました。ケースにもよりますが、改修で少なくとも数百万円、交換では2000万円前後もの費用が必要といわれています。

ただでさえクルマ離れが進み、新車の燃費は年々向上している現在、新たにそれだけの設備投資をしてスタンドの経営を続けることに二の足を踏むオーナー社長が増えているのです。特に地方において清算・廃業を選択するスタンドが増えたため、「給油難民」も増えています。

ガソリンスタンドと同様、もしスーパーなどの小売店が清算・廃業を選んでしまえば「買い物難民」が生じるでしょう。
またタクシーやバス、トラックといった運輸関連の会社が清算・廃業をすれば地域によっては「交通難民」が悲鳴を上げることでしょう。

(案件情報)https://www.starship-hd.co.jp/tool/

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