事業承継 ~中小企業の事業承継とM&A 173~

こんにちは、畠です。
前回のブログでは、企業の清算・廃業による地域への影響についてお話しましたが、清算・廃業は地方に限ったことではありません。

<事業撤退による対策事例>

少し前のことになりますが、東京の多摩ニュータウンでは大型スーパーの進出にともない、食品を扱う小売店の撤退が相次ぎました。

そこで、行経済産業省の「地域自立型買い物弱者対策支援事業」の採択を受け、京王多摩センター駅、京王永山駅周辺の多摩市を中心とした多摩ニュータウンエリア8カ所で週5日、生鮮品をはじめとする食料品等の移動販売が始まりました。
勾配が急な坂等に囲まれたエリアにおいて、日常の買い物に不便がある高齢者等に対して食料品や日用雑貨等を提供するのが目的です。

東京においてもこのような状況です。
今後、事業承継が叶わずに清算・廃業を選ぶ中小企業が増えれば、その影響はさらに拡大することでしょう。
仮に行政のサポートなどがなされたとしても、それはそれで限りある税金からの補塡であって、やがては地域住民に跳ね返ってきます。

つまり、地域や都会を問わず、中小企業の事業承継は重大なテーマとなっているのです。

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事業承継 ~中小企業の事業承継とM&A 172~

こんにちは、畠です。
事業承継できずに清算・廃業の道を選択せざる得ないこともあります。
今回はそれらが与える影響についてお話します。

<清算・廃業による影響>

前回は事業承継により、会社を存続しつづけることは従業員や取引先のみならず、地域にとっても大きなメリットであることをお話しました。
しかし、現状は厳しいものがあります。

電気・ガス料金の値上げや直近の円安傾向による原材料価格の高騰などは多くの中小企業に共通するマイナス材料です。また、消費税増税も待ち構えています。

また歴代の政権が声高に叫んできた「規制緩和」は遅々として進まず、業態によっては逆に規制が厳しくなり経営を圧迫するケースもあります。

少し前の話ですが、2010年の消防法の改正によって、ガソリンスタンドの地下に埋められているタンク(40年以上経過したもの)を改修する必要が生じました。ケースにもよりますが、改修で少なくとも数百万円、交換では2000万円前後もの費用が必要といわれています。

ただでさえクルマ離れが進み、新車の燃費は年々向上している現在、新たにそれだけの設備投資をしてスタンドの経営を続けることに二の足を踏むオーナー社長が増えているのです。特に地方において清算・廃業を選択するスタンドが増えたため、「給油難民」も増えています。

ガソリンスタンドと同様、もしスーパーなどの小売店が清算・廃業を選んでしまえば「買い物難民」が生じるでしょう。
またタクシーやバス、トラックといった運輸関連の会社が清算・廃業をすれば地域によっては「交通難民」が悲鳴を上げることでしょう。

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事業承継 ~中小企業の事業承継とM&A 171~

こんにちは、畠です。今回は会社を永続させることの重要性についてお話します。

<会社存続の重要性>

中小企業を経営してきたオーナー社長にとって、会社人生の最後にして最大の仕事
が事業承継です。

後継者が誰であれ、会社を次代に引き継いでいくことで、長年会社に尽くしてくれた
従業員の雇用や取引先との契約を継続することができます。

会社と直接関係があった人たちだけでなく、地域や会社にとっても、会社が存続して
くれることが大きなメリットです。

地域住民の暮らしや雇用に貢献するばかりか、会社が営業を続けて利益を生み出す
ことで、税収の増加にもつながります。

少し大げさにいえば、中小企業の事業承継はオーナー社長や関係者たちだけでなく、
地域や日本社会全体にとっても重大な関心事であるということです。

もちろん、オーナー社長ご自身も自分が舵取りをしてきた会社に並々ならぬ愛着が
あるはずです。
長く続いた会社であれば、二度のオイルショックに始まり、バブル崩壊や近年の
リーマンショックなど、幾度もの不況を乗り越えて苦労して経営してきたことでしょう。
誰かに次の舵取りを託したいと思うのも当然のことです。

数ある事業承継方法の中から自社にとってベストな選択ができるように。

早い段階で自社の現状を把握し、将来の見通しを明確にすることをおすすめします。。

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事業承継 ~中小企業の事業承継とM&A 170~

 

こんにちは、畠です。初夏の風が気持ちのよい季節になりましたね。
6月はジューンブライトと言われ、ご結婚される方も多い時期です。

時にM&Aも結婚にたとえられますので、今回はそんなお話をしていきましょう。

 

<M&Aは企業同士の結婚 ?!>

M&Aをサポートする仕事に携わってきて、もっとも楽しいと感じる瞬間は、
売買の最高のマッチングを考えているときです。
私たちはM&Aによって生まれるシナジー効果を常に考えています。

シナジー効果とは、2つ以上の要素が相互に作用して個別の価値以上の
価値を生み出す効果のことです。
最近はよく耳にする言葉ですね。

あたかもパズルを組み合わせるかのように、二社の企業戦略の凸凹がピタリとはまる。
そんな仮説ができたときは、至福のひとときです。

皆さんの経営する会社にも、きっとそんな“結婚相手”が見つかるはずです。
そして、「後継者を誰にしようか」という悩みも解決してくれます。

M&Aは、悩める中小企業オーナーにとっての救いの手であると同時に、
ハッピーリタイアを実現する、たった一つの有効な手段でもあるのです。

是非、M&Aに積極的に向き合ってみてください。

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事業承継 ~中小企業の事業承継とM&A 169~

 

こんにちは、畠です。
GWも終わり、社内もクールビズになりました。
しかし、金沢はまだまだ肌寒い日が多くて残念です。
今回はM&Aを考えるときの心構えをお話していきます。

<M&Aに向けた心構え>

「M&A」のイメージというと…少し前までは、よいイメージを持つ方は
多くは無かったと思います。
「乗っ取り」とか言われていましたね。地方では、まだまだそのイメージが
定着しています。
しかし、昨今では極めて正当かつ有力な手法であると認知されてきています。

買い手企業のオーナー社長の目線でみてみましょう。

M&Aの交渉は相手あってのものです。
逆(譲渡企業)の立場からの視点も持つことで、売買の希望条件や価格を
より客観視できるものです。

たとえば、私は買い手企業へは、地方企業ならではの”こだわり”や”発想”など、
買い手にとって参考になる話を意識してお伝えしています。

将棋を指しているとき、席を立って盤の向こう、つまり相手側から自陣を見ると、
景色や思惑が違って見えることがあります。

M&Aにおいても、そういう余裕のある態度で臨めれば、
良い結果が待ち受けているのではないでしょうか。

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事業承継 ~中小企業の事業承継とM&A 168~

こんにちは、畠です。
今回は、M&A実施前に知っておくべきことをお話していきます。

<M&A実施前の予備知識>

事業承継で悩む中小企業がM&Aにより第三者に事業を承継することで、清算・廃業に比べてはるかに有利なゴールを迎えられます。

オーナー社長が手にする資産が増えるばかりか、事業が存続することから、従業員の雇用や商号などを守ることができるのです。

「会社を継がせるなら息子か、血縁関係の強い親族」そんな“常識”はもはや過去のものです。
かつてM&Aには、会社の「乗っ取り」といったマイナスイメージがありました。
しかし、昨今では世間が考えるM&Aのイメージは一変しました。いまやM&Aは、会社経営や事業承継の極めて正当かつ有力な手法として認知され、経営戦略のひとつになっています。
それは、大企業だけでなく中小企業においても同じです。

M&Aを検討される前に、M&Aのメリットや実例、さらに交渉や手続きに際しての注意点などは予備知識として持っていていただきたいと思います。

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事業承継 ~中小企業の事業承継とM&A 167~

こんにちは、畠です。
今回は多くの中小企業の経営者が抱える問題についてお話します。

<後継者問題>

いま、多くの中小企業の経営者が抱える共通した一つの問題があります。
それが、「後継者の不在」という問題です。

息子がいない。いたとしても“家業”に興味を示さない。
あるいは、オーナー社長が手塩にかけてきた会社を任せられるほどの才気がない。
といったケースです。

息子がダメなら、娘や娘婿、また従業員の中から有能な人材を抜擢して
跡を継がせようと考える人もいますが、それにも困難が伴います。

オーナー社長から株式を買い取るだけの資力がなかったり、
そもそも経営の才や人をまとめる能力がなかったりして、
簡単に適任者が見つかるわけではありません。

外部の環境は厳しさを増すばかり。
内に目を向けても、次を託せる人材がいない・・・。
だからといって、いま、清算・廃業を選んでしまうと借金だけが自分と親族に残るためそれもできない。
こんな悩みを持つ中小企業を数多く見てきました。

厳しい話になってしまいましたが、そんな中小企業にとって救世主となる特効薬があります。
それがM&A(企業の買収・合併)です。

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事業承継 ~中小企業の事業承継とM&A 166~

こんにちは、畠です。
今回は、前回に引き続き「M&A後の組織体制」(後編)をお伝えしていきます。

<事業承継>M&A後の組織体制

前回は、M&A後に急激な組織変更はいろいろと支障を生むというお話をしました。
まさに、M&A後に当事者同士の合併を検討している場合などは、慎重な事前調整が必要です。

同じ業種や業態であっても、更には戦略的に合併により相乗効果が見込める場合であっても、
事前準備が重要だと思います。

血液型が同じでも拒絶反応が出る場合があるからです。
例えば給料水準などです。事前調整・段取りをしたにも拘らず辞めていく社員がいたとしても、
『人に仕事を付けるのではなく、仕事に人を付ける』という大原則にたてば、
致し方ないことではないでしょうか。

いずれにせよ、企業買収の目的が何であれ、買収前の戦略が何であったのかをしっかりと見つめて、
組織体制を構築していくことが重要だと考えます。

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事業承継 ~中小企業の事業承継とM&A 165~

こんにちは、畠です。
今回は前後編で「M&A後の組織体制」について考えてみたいと思います。

 

【事業承継】 M&A後の組織体制(前編)

先ず、基本的なことをお話します。
譲受企業はM&Aにより譲渡企業の経営権を取得するわけです。

つまり、買収後においては自社の戦略に照らし合わせながら、
思うような組織に再編することは当然可能です。

それは譲受企業内における人材の配置転換はもちろん、新たな部門の設置、
場合によっては合併さえも法的には可能なわけです。

しかし、譲受企業が経営難にある場合を除き、急激な組織の変更はいろいろな支障を
来す懸念があるのであまりお勧めはできません。

それは譲渡企業が不動産等の物的資源のみを有する場合であればさほど問題ない
のですが、一般的に企業には『人』が関わっていることが大半です。

企業は『生きもの』と言われますが、譲渡企業の社員への配慮を無視した変革は、
禍根を残す懸念があるのです。
組織等の変更を必要としているにも拘らず、変に気を遣って躊躇する必要は全くありませんが、
しっかりとした説明による動機付け(モチベーション)が
重要でないかと感じるのです。

(次回につづく)

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事業承継 ~中小企業の事業承継とM&A 164~

こんにちは、畠です。
前回の続きで買収側がM&Aを実施するうえでの考え方をお話したいと思います。

<事業承継> M&A成約は企業にとって始まりに過ぎない(後編)

「どうすれば当初の経営状態が継続し、さらに拡大していけるのか?」

これは、M&A後の買収側の課題です。

それを解決していくには、買収後に当初の戦略と照らし合わせながら、経営管理していくことに尽きると思います。

経営管理とは、簡単に言えばPDCAサイクルによる展開です。PDCAを効率よく行う為には、買収前に自社の戦略を出来るだけ明確にしておくことが重要です。

M&Aによる買収側のメリットは“時間を買う“ということがよく挙げられますが、自社の成長戦略を考えるうえで、どういった企業とご縁を持つことが有効なのかを検討していくことが重要だと思います。

仮に想定外の企業とご縁が持てるかも知れない場合でも、その後の展開をきちっと模索したうえで買収していくことが重要と考えます。

企業は生きものであり、そこに働く社員一人ひとりに人生があります。
買収した側が本当に『時間を買えた』と思えるようなM&Aが増えていくことを切に望みます。

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