事業承継 ~中小企業の事業承継とM&A 155~

こんにちは、畠です。
今回は、もしも企業が取り返しのつかない状況に陥った場合の「再生型のM&A」についてお話します。

<事業承継>最後の生き残り策(前編)

建設業を営むA社から事業再生の為の会社分割の相談を受けました。

建設業界は永きに亘り不況にありますが、そんな環境下でA社は過去の備蓄を礎に堅実な経営を続けていました。
しかし、業界でのある事件が発端となり自社の経営環境が一変、債務超過状態に陥っていました。債権回収は強固になり、次第に運転資金が枯渇していきました。

A社の社長は悩み苦しみ、最後にたどり着いた選択肢が会社の売却(M&A)でした。
しかし、時はすでに遅く、負債全てを含めてた会社の譲渡先はありませんでした。そんな中、浮上してきた案が事業再生のための会社分割です。

「会社分割」とは、会社自体は債務超過でも、事業そのものは健全な状態な場合、もしくは、健全な状態までに改善できる見込みがある場合にその事業たけを会社から切り出して生き残りを図るというものです。

一般的に「第二会社方式」と呼ばれています。

ここでの、最大のポイントは、会社分割により新設した会社を引き受けてくれるスポンサーの存在です。

事業再生のための会社分割は、一般的に設立経緯から金融機関の新規融資を受けにくいものです。
まずスポンサーが存在しないことには、事務的に会社分割の手続きが完了したところで、新設した会社の運転資金はすぐに行き詰ります。スポンサーの存在が必須ですが、当然スポンサーにもメリットが無いことには話が纏まりません。
そこで企業情報と豊富な交渉経験を持った専門家への相談が必要となります。

(次回へつづく)

(案件情報)http://www.starship-hd.co./masearch/index.html

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